2008年3月27日木曜日

怪しいツアーデスク / エファテ島一周

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そのツアーデスクには現地の人、P(仮名)が座っていました。
日本人のツアーエージェントは、今日は休日でいないとの事。
しょうがないので、情報収集をかねてエロマンガ島に行きたい旨、
エロマンガ島の前後でタンナ島(観光地)に寄りたい事などを聞いてみました。

位置関係はこんな感じです。


              エファテ島 ← 現在位置(ポートビラ)

               エロマンガ島

                    タンナ島


P曰く、タンナ島へは毎日航空便が有るけど、
人気の航路なので、なかなか空きは無い。
エロマンガ島へは週に二便、タンナ島経由の便しかない。
Pの友人が持っている明後日発のタンナ島へのチケットがあるので、
それを譲ってもらい、それでタンナ島へ行き四泊し、
その後エロマンガ島へ行き、
三泊してポートビラへ戻ってくる旅程はどうか?
と提案してきました。

日本人もいるツアーデスクだし、
有名ホテルの一角にあるツアーデスクだし、
タンナ島に毎日でエロマンガ週二度という情報は私が持っている情報と一致している。
まあ、そんな怪しいあれじゃないだろうなぁ、と。
態度も熱心だし、信用できるのだろうなぁ、と。
その行程でチケットの手配と宿泊先のリスト等をお願いしました。

すると、P。
航空チケットに関して手配をするので、
翌日の朝には明細を出すので、
即決で決めて早めに現金を用意して欲しいとの事。
現金で渡すんだぁ。
オンライン決済とか無い国なのかもね、って。
じゃ、午後にでもATM行ってきますって事になりました。

一応、大丈夫なのかなぁって疑ってはいたのですけどね・・・・
さてさて。
長文はそれくらいで。

Pが今日は暇かって聞いてきて、
暇だと答えると、
ポートビラのあるエファテ島一周ツアーがあるから参加しない?と誘ってきました。
まあそんなに高くないし、何せ暇なので、参加してみる事にしました。

ミニバスに12人くらい。
日本人は私だけで、後は欧米人。
ガイドがあまり上手じゃない英語でゆっくり話してくれるので、
私は助かったけどw

エファテ島の外周に沿ってバスは進んでいきました。


南国特有の「絞め殺しのいちぢく」かとも思ったのですが、
たぶんなんかそれに類する木みたいです。



バヌアツの観光以外の産業、ココナッツのプランテーション。
社会科で習いましたよね、プランテーション。
でも、とても効率の良い利益があるとは思えないココナッツ。



で、これがココナッツ。
なんか、顔に見えなくも無いけど、ココナッツ。




バスは集落の中も進んでいきます。




え?海で洗濯?って思ったのですが、
外国人が掘っていった井戸の水を使って洗っているらしいです。




これがビスマラ語。
アルファベット読みしたり、何とかすれば、
なんか読めなくもなくないですか?
難しい文法もなく、世界でも簡単な言語のうちの一つらしいです。



ランチこみのツアーでした。食事中、地元のバンドが演奏してくれました。
バヌアツの人たちの音楽って気持ち良いんですよ。



でも、食事中にずっと窓の外で演奏しています。
曲が終わるたびに拍手するのも大変です。だんだん飽きてくるしw



第二次世界大戦。
日本軍はバヌアツのすぐ北、ソロモン諸島まで侵攻しています。
対抗するためにアメリカ軍がバヌアツに常駐していたらしいです。
で、引き上げる時に、いろいろなものを捨てて行ったらしいです。
これもその一つ。
戦車。




自称(?)世界一のコーラの瓶コレクターのおじさん。
様々な製造年代や地域のコーラの瓶を集めています。
で、色々説明してくれました。彼曰く、決して自慢しているんじゃないとの事。
戦後にアメリカ軍が置いて行った物を集め始めたらこうなった、
そういう事のあった歴史を知って欲しいのでコーラの瓶の自慢説明をしている、と。



なんか、見ても、そんなピンと来ないですけどね、
コーラの瓶って言われても。

そんな感じでツアーは終了。
まあそれはそれで楽しかった。



この日の晩御飯は美味かったなぁ。
島国だけあって魚も良かったし、ニュージーランド産のワインも良かった。



この島を離れたら、こんなモノが食べられなくなるとも知らず、
リゾート気分を満喫していた訳です。
ちょっとのんきすぎました・・・
つづく

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