2008年4月1日火曜日

Where is the "harajyuku dog" ?

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外食としての「原宿ドッグ」は記号ではない。
記号の負けに賭けるものなのだ。
多様で、不確実で、疑わしく、かつ貪欲な愛の諸記号を、
その標識を、その「証拠」を・・・


ロラソ・バノレト「外食のディスクール・断章」
民明書房刊

※※※※※粉※※※※※


写真は「原宿ドッグ」といわれる食べ物です。
やわらかいチーズを内包した、
卵がおおめのやわらかいワッフル生地を、
専用の焼き型に入れて焼いたもの・・・
というのがおおよその定義。


モノの本によると、
ワッフル生地で作られたモノが「チーズドッグ」で、
ホットケーキ生地で作られたモノが「原宿ドッグ」との説もあります。

ただ、撮影に使用したニチレイ「原宿ドッグ・チーズ」には、
ワッフル生地を使用していると書いてありました。
食べた感じはホットケーキに近そうだけど・・・。
その辺の定義は曖昧なのかもしれません。


70年代!
デパートの屋上や地下のスナックコーナー等の花形メニューであった原宿ドッグ。
JR池袋駅の「スナックランド」でもおなじみのメニューでした。
現在でも先述のニチレイ等から冷凍食品として発売されてるし、
神保町の喫茶店「さぼうる」(または「さぼうる2」)で楽しむ事が出来ます。
ちなみに、焼き型に生地を流し込み焼くので、
必然的に「耳」が出来ます。
通常客に出す前に「耳」を取る訳ですが、
「さぼうる」では、注文時に「耳付きで」とオーダーすれば、
カリカリの耳も楽しめます。
付いていてもいなくても同じ値段。
ぜひお試しください。
冷凍食品としては、自然解凍でも食べる事が出来ますが、
一度レンジで解凍し、その後トースターで表面を焼くと、
中がしっとり外がカリッとした状態を味わう事が出来ます。


アメリカンドッグや原宿ドッグ等の"ドッグ"って言うのも、謎ですよね。

どうしてドッグなのか。
どうして衰退したのか。
そもそもなぜ名称にアメリカや原宿といった特定の地名が用いられるのか。
粉モノ好きとしては考察していきたいジャンルでもあります。

まあ、ちょっとどうでもいいって気も、ちょっとしますが。


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