2008年7月31日木曜日

Network Cloud Killed The Video Star

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もうすぐアナログ放送終了とかで、
NHKにチャンネルを捻ると右上に「アナログ」なんて表記が、
いやらしく表示されているのでアレです。
デジタルなのに不自由で既得権益層のことばかり庇護しようとする、
世界的潮流をも無視した流れは、
多分私はフィンランド人たちと同じ答えを取ると思うのです。
それは、アナログ放送が終わったらテレビを捨てるってことです。
そもそも、今は忙しいしテレビなんて見れないし、
昔の"水曜どうでしょう"のビデオとか見れればそれで幸せなので。

旅行と読書とゲームを音楽と酒と食事を楽しめたら、それはそれ、
もう幸せって単純な人間なのだけれども。
青山ブックセンターが民事再生法の適用を申請とか、
LISMOはiTuneの4倍くらい音楽を評価しているとか、
そんな話ばかり聞いていると
「すべてのものが普遍的で一生楽しんでいられる」
なんて思わないほうがいいのかなって気がしてきました。
Networkの功罪は色々あるけれども、
生物もNetworkも、
他の熱機関と同じように開放定常系として扱うことができるのを忘れちゃいけない。

例えばドゴン族の人々が宇宙の秘密を知っていたとか、
数十年前に教わった歌を代々伝わる歌だって言い伝えている部族とか、
そういう事例からわかるように、
私たちの常識や世界観はあっという間に変わっていきます。
私が小学生の頃は電車の中でマンガを読む大人は恥ずかしいってされていたのですよ。

五年後、十年後、二十年後、五十年後は生きているかな?
わかんないけど、次に更新する時にはデボラとポニョの事を書こうと思う。
時代が変わっても幸せでいられるかって記事になるかならないか・・・

願わくば、次の記事をUPする時は黒霧島とかに飲まれていませんように。


まあ、いいや、僕は猫たちが幸せならばそれはそれ。

2008年7月27日日曜日

石川県旅行記 ~ 能登丼とホットケーキと看板 ~

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ということで、謎多き石川県。
ホットケーキ屋さんに興味があるとの事なので、写真を載せてみます。

能登の輪島名物の朝市。
自転車型三輪車にスチロールの箱。
一枚百円で売っています。
何種類かの味が選べるようでした。
チーズ味とゴマ味と、あと何だっけかなぁ・・・

ソースとかかける感じじゃなくて、
最初から生地に練りこまれて焼かれているのでしょうね。
朝市を見ながら食べられるように考えてあるのかもしれません。




次は能登丼。
能登丼のサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
やはり海鮮丼のイメージが強いのかな。
奥能登のほうをドライブなんかしていると、
能登丼のノボリが掲げられている食堂やレストランが多いので、
突然飛び込んでみても良いけど、意外な丼が出てくる可能性もあるので、
事前にサイトやパンフレットで確認してから入店しても良いかもしれません。



あと、どうでもいいのですが、
気になったお店の看板の写真も載せておきます。

ヒゲのお袋・・・


おっ、オムライス丼???


踵って名前のお店だからしょうがないにしても、
踵の料理かぁ・・・

2008年7月24日木曜日

石川県旅行記 ~その美食と風習、風景~

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どうもうちのIMEは『いしかわけん』と入力すると『石川賢』と変換してくれるわけで、
そういったものを一々訂正しながら記述するのは結構大変だけれども、
石川県へ行ってまいりました。
サマーバケーションでございます。
9枚の写真でそれぞれ濃い記事が書けそうな位の情報量がありますが、
すっ飛ばしていきますよって。


よりによって職場のある新宿から夜行バスで金沢へ直接。
狭くて足が痛くなるし、椅子の倒し過ぎとかでケンカ始めるやつとか、
なんか夜行バス、帰りも乗るのかと思うと憂鬱でした。

レンタカーを借りて北上。向かうは能登、輪島。
能登半島地震で被害の大きかった地域。
ボランティアとか寄付とかはできなかったけど、
いつか観光に行って、地域の活性化に役立てたらいいなとか思っていたのです。

とはいえ、印象としてはみんな元気。
泊まった宿とか、たまに壁にヒビがあったりしたけど、
それよりも昨今の物価高の方が厳しそう。
地方は車がないと生活できないし、
物資とか魚介類を運ぶのも大変だろうし。

○レンタカーで車を借りたのだけれども、ここがまた整備不足。
CDは鳴らない、カーナビは古くて道のない山の中を走っている感じ。
後日借りた日産レンタカーはぜんぜん快適だったので、
車を借りるのも選んだ方がいいなぁと思う所存です。


まずは棚田。1004枚あるらしい千枚田。
これ、絵葉書か何かで見るのと大きく違うのは、
水田に水が張っていないところ。
稲の緑と水の青のコントラストが美しかったのだろうけど、
そういう季節ではないらしい。
ただ、棚田自体は非常に興味深いものであり、維持するのは大変なんだろうなぁ、と。

この辺の集落はとても美しい。
この瓦で家を建てなきゃいけないみたいな条例でもあるのかな。
山間の集落を眺めてみる。
うーん、電線が憎憎しいけど、
美しい景色に癒される。
こういう集落の人々がどういう生活を送っているのか、
とても興味深いのです。


ということで、キリコ会館に行ってまいりました。
ここがまた凄い。超巨大なキリコが多数展示してあるし、
能登の風習、祭り、生活の様子が汲み取れる展示満載。
キリコに書いてある字体や内容も素敵。
『志欲静(志 静ナラント欲ス)』とか、
なんて素晴らしいのでしょうか。

ねぶたとかみたいに有名にならないのは、
小規模で地元にカスタマイズされたものが、
地区ごとにバラバラに行われているからだとか。
それぞれの地区の差異とか、調べてある資料とか無いかなぁ。

輪島と言えば朝市。
なにやら夕市とかもあるみたいだけど、とりあえず朝市。
見慣れたもの、見慣れぬもの、高いもの、安いもの、色々売ってる。
カラスミとマタタビの木の幹、日本酒の原酒を二種類ほど購入してみる。
物欲を刺激され、その刺激に素直に反応してみるテスト。
なかなか楽しい。


干物とか作っていたりするのがまた良くて、
能登の人との触れ合いも楽しい。
サザエの串焼きとか旨かったなぁ。
ホットケーキの行商が出ていたけど、流行ってるのかな?


なんか能登の観光の目玉にしたいのか、
『能登丼』なるものが色々な店にある。
能登の地の物を使って漆器の器で供される丼が定義とかで、
海産物であったり能登牛であったり、店によって内容が違う。
能登丼のリストがツーリングインフォにあったりするので、
リストをゲットしてから行かないと思ったようなものが食べられないかも。
この写真の能登丼は大満足。


千里浜なぎさドライブウェイ。
長く続く砂浜の波打ち際がそのまま道路になっていて、
普段は爽快なんだろうけど、やはり海水浴シーズン。
普段は波を切って走れるんだろうけどね。
左右とも車の列。徐行で。
でもまあ海も近く、眺めはいいですよ。


こんな感じで、数日能登を楽しんだあとは金沢へ。
途中の町並みもまた素敵でした。
地方の古い家並みの間をドライブして、懐かしい看板とか見つけたり。


さて金沢と言えば、最近流行のご当地グルメ。ハントンライス。
私が行ったのは『グリルオーツカ』というお店。
ハントンライスの始祖のうちの一軒らしい。
ちょうどテレビの取材が着ていたのでインタビューを断った。
食べたのは『ハントン風ライス』700円。うまい。
ケチャップライスの上にオムライス風にトロトロの玉子焼きが乗っているのだけれども、
その玉子焼きの上にはマグロカツやエビフライ。
たぶん鶏唐揚げもかなぁ。なにが乗っているのか良く解らないけど、フライ。
で、ケチャップとタルタルソース。銀の皿ってのが大体のハントンライスの定義らしい。


ハントンライスの由来には諸説あるようなのだけれども、
ハントンライスのハンはハンガリー料理を模したものだからで、
ハントンライスのトンはフランス語の「マグロ」の先頭数文字。
ハントンライスのライスはもちろん英語で、
ハントンライスを考案したのはドイツ人のシェフとか何とかで、
ぜんぜん意味が解らない。けど旨い。


それはともかく、なんにしろ海産物の美味しい金沢。
たまたま飛び込んだスペイン料理屋で食したピルピルやパエリア、
友人の営むイタリア料理屋で食した海産物をふんだんに使った料理。
食べ物に関しては、アルコールも含めてハズレ無しでした。
お米も肉も野菜も魚も捕れるんだもんね。いいよね。

石川県と言えばUFOですが、
皆様、その件に関しては触れないようにしましょ。
怖いしw


にしても長いな、この記事。
ともかく、短いながらもサマーバケーション。
石川県を堪能したのでありました。

秋とか春にも行ってみたいな。是非。

2008年7月12日土曜日

自分の未来は誰かの未来。

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ジョン・マルコビッチ主演の映画『魔王』ってのが大好きで。
確か、仕事で徹夜明けに恵比寿行って映画館で号泣して、
ビール飲んで帰ってきたのですよ。
今でも一番好きな映画って聞かれると『魔王』と答えるけど、
あえてDVDとか買っていないのです。
あの日あの時に見た『魔王』が、私の中の最高の映画だっただろうし。


私は背中に少年を背負っているだろうか?
いつか救われるのだろうか?


自分が少年だった頃なんて、何やってたかねぇ。
勉強にもスポーツにも女の子にも興味がなく、
狂ったようにウィザードリィばかり遊んでた気もする。
小学三年生からカセットテープからBASIC起動したりして、
パソコンは使っていたけど。

少年の私に教えてあげたい。
結局コンピュータで飯を食ってるんだよ、大人になったら。
そういう意味でお前の夢は叶った。
念願のエロマンガ島にも行けた。
大好きだったマイコンベーシックマガジンもログインも廃刊になったけど、
想像つかないような娯楽も増えて、あんなに嫌いだったバイクや酒も大好きになって、
ここに書けない色々な経験やらそれなりのアレやこれやを経て、
五体満足、なんとか生きてる。
もちろん、将来を不安に思うこともあるだろう。

半ズボンで野原を駆け回っていた頃は、父親の仕事も好調だった。
夕暮れ時に父親とキャッチボールしてた記憶は今でも宝物だ。
あの頃は好景気真っ只中で、世の中右肩上がりだろうと信じきっていた。
でも、お前が青春を送った時代は、失われた10年なんて言われている。
そして今、本当にひどい世の中になったよ。
これから生きていくのは絶望的だと、沢山の人が言っている。
そんなご時世、
何日も泣いて暮らした日もあったし、もう駄目だと途方に暮れた日もあった。
色々なものから逃げ続けたけど、でも今も元気で暮らしているんだよ。
勝手なこと言うなよって思うかもしれないけど、辛いことはいつか忘れる。

不器用だし怠け者だけど、根は優しい奴だって、自分が一番よく知っている。
何事もうまくいかないのは、お前と親の関係が原因だって後々解ると思うけど、
誰も恨んじゃいけない。
ってまあ、きっと他人のせいにしないのも私は知っている。
それもまた自分だ。いつか乗り越えられる。
そのうち気がつくけど、重度の夢想家のお前には、
世界中はおろか、日本中、いや、親戚縁者や家族でさえ、救うことが出来ない。
沢山の人がなんとかしようと思っていても、実際どうにもなっていないんだ。
そもそもお前の守りたいものってなんだ。

世界も日本も一様じゃない。世間ってなんだ?誰と誰と誰だ?
何が大切で何を切り捨てなきゃいけないと、お前は迫られるだろう。
「世間が辛い」と言うのは簡単だ。
全方位的な不安を売り物として生業にしている奴らが増えすぎて、
具体的な自分の不安を切り売りしなきゃ成り立たない生活。
全部は守れない。どうしたらいい?

せめて、両手で抱えきれるくらいのものだけでも守れるように、
これからは自分がしっかりして生きていくしかない。

お前なら出来る。

これからお前は世界中で右往左往することになるけど、
大切なものだけ守れていたら、笑ってすませられる。
Smile!
It's not end of the world!

きっと誰かも笑ってくれる。




あ、それと。
結局、田中律子とも原田知世とも巡り合わなかったわけだが、まあ気にするな。
長門有希ってお前の嫁さんは可愛いぞ。
嫁なのに苗字が違うとか、気にしなくて良いくらい可愛い。
お楽しみに。

2008年7月6日日曜日

人は自由であるように呪われている。

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最近安い居酒屋の方が居心地がいい気もしている。
ワイングラスが汚くても、まあ落ち着ければいいかなって思ったりして。
そりゃ、イタリア大使館でシェフをしていた人のレストランに行って、
うんまい飯を食うのも、たまにはいいし、と言うか、たまにはしたいのだけれども、
焼鳥とか抓みながら、生中とか頼んじゃう奴は素人で、まずは瓶ビールとかってのも、
なんか、いいのね、そういう年頃なのかね。

例えば、長時間離席する時にPCの電源を落とせとは言わないけど、
ディスプレーの電源くらい落としたって罰は当たらないと思うしなんて思うんだけど、
人によっては離席時どころか一晩中つけっぱなしだったりする。
CO2なんて野暮ったい話は嫌いだし、ましてや「地球温暖化」なんてアレだなとも思うけど、
これ以上電力消費を増やして原発に頼るのもな、とか、
資源とか電気代の節約とか気になった時に、
他人にそれを咎めるか咎めないかは自由だ。
でも気にしちゃってしょうがなくってたまらなくなった時は、
咎めちゃうか、そんなことでたまらなくなる自分を見つめなおしてみるのが重要だと思うのです。

自由だからって選択肢を選んじゃうと、
どうしてそういう選択肢を選ばなきゃいけなくなったのか考えるのを忘れちゃうのです。
逆にいうと、人になにも考えさせないためには選択肢を与えてあげればいいのです。

なんかそんな感じなのですが、これは暗号のようなものなので、気にしないでください。




さて、本題。

最近は検索サイト(主にgoogle)もまめに巡回してくれるようになったし、
以前からの知り合いの人、ここでコメントを下さるようになった人、
なにやらlog上は足繁く通ってくださる人など、
もちろんずべてが私の妄想かもしれないけれども、
徐々に増えてきたような気もしないでもないです。

色々可能性を探っていて、それは例えば以前のブログを再開するとか、
別のブログサービスやmixiでとか、そもそももう面倒とか色々を含め、
やはりbloggerで本格的に記事書いたりしてみようかな、と。
blogger思いのほかアレだし。

なので、軽く自己紹介をしていくのもいいかなとか思っています。

私は味噌maxで、味噌maxというのは本名ではありません。
外資系IT企業で技術職。
ちょっとだけイギリスに住んでいたことがあるけど、英語が苦手です。
得意なことは寝返りとこむら返り。不得意なのは生きること。
TRPGからflashゲームまで、ゲーム全般が好きで、
酒とバイクと女性で身を滅ぼすタイプです。
ま、最近はバイク乗れてないけど、忙しくて・・・・・・

こういう自己紹介って書いていていつも挫折するのね。
今回もここで挫折。
項目並べたって自分を伝えられないので、
今後の記事を読んだり、コメントで質問したりしてください。
今後とも宜しく。



あと、リンク集にリンクしていない記事で、
最近よく読むサイトにリンクを張って見たりします。
こういうのに興味のある人なんだなってことで。

・やる夫がキリストになるようです。(1) (2) (3) (4) (5)
酒とつまみ
水曜どうでしょうOfficial WebSite
不倫すんじゃねぇよ(*`Д´)ノ"
世界飛び地領土研究会

あー。あれだ。こうやってリンクを列挙するのも違うかなって思ってきました。
なんかそんな感じです。よろしくね。

2008年7月3日木曜日

JAVAの本を買ったんだ。

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新宿西口小田急ハルクのビックカメラで、JAVAの本を買ったんだ。
でも、プラグラムがしたかったわけじゃなかったんだ。
JAVAはどんな言語で、他の言語とどう違っていて、どんな考え方で接すればいいか、
プログラマーとかエンジニアが何か言ってきた時に、とりあえず単語の意味が解って、
まあ知ってるんだろうなぁって思われるくらいの意を汲みつつ、
なんとか煙に巻ける位に応用が出来る知識が書いてある本が欲しかったのだけれども、
意外とそんな都合の良い本はなく、
時間がなくても読めそうな本を買った。

何冊か手にとって斜め読みして見たのだけれども、
もちろんよく出来ていて、私が一から勉強するんだったらこういう本だろうなって本もあれば、
内容も薄く空白だらけ、たまに80年代に叔父さんがふざけて書いたようなイラストが載ってる本とか、
それこそ最初から絵本形式とか、ドリル形式とか。
でも、どれもそんなに値段は変わらない。3000円前後くらい?


何を得たいのか解っていて、それに適したものを、全員が選択できるわけでもないし、
それこそ作者のマスターベーションにしか見えない本でも、ありがたがって買う人とかもいるだろう。
教授が書いた本だからって買わされる生徒もいるかもね。
本屋って面白いなぁ。勉強には良い。



今日も「私の志集」を売っている女性の前に一瞬立ち止まって、帰ってきた。
あの人はいつもどこを見つめているのだろうか?

いつか志でも買って帰ろうと思う。