2011年6月22日水曜日

神田川沿いの暗渠(淀橋付近)

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ということで久々の暗渠記事。暗渠散策編・目次はこちら。

より大きな地図で 中野駅周辺の暗渠 を表示

この場所、6月20日のちい散歩「中野坂上」で、
地井武男さんが散歩していた辺りです。
中本一稲荷神社にも寄っていたし、
神田川沿いを北上して、桃園川緑地を遡上してました。
ということでまあ、その辺の暗渠です。白地図に記載されてました。



GoogleMAPで見てみると、
神田川の中野区側に中野区と新宿区の区境あるのですが、
何故かこの場所だけ区境が新宿側に寄ってます。
そこが今回の暗渠のスタート地点。なんで?



神田川沿い、何気ない民家の脇、その暗渠は始まります。
高校生がランニングしてるので、なかなか写真に撮りにくい感じ。



家の反対側に回ると、暗渠の蓋が見えます。バイク置き場にもなってる。
暗渠上がバイク置き場になってるのもよくある話。


そのまま進むと、布団干し場になっている場所にさしかかります。
ここはちょっと入れない。地図を見て、この先に行ってみる。



およ?なんだろ、黒いビニールが敷き詰められてる。
もしや暗渠のビニール蓋?いやまさか、まさかね…

 

で、この後ちょっと暗渠っぽい細い道が続いて、
やっぱり立ち入れなくなります。地図上ではこの辺りで暗渠終わり。
ということは、このあたりが支点で、
神田川に合流する先程のバイク置き場の方に水が流れてたの?


でも例のiPhoneアプリ『今昔散歩』によると、
元々の神田川の流れがこの流れだった時期もあるのかも。
神田川から水が分かれて、また合流していた時期もあるのかも。

ちょうど淀橋の辺り。
この辺にあったカメラ屋さんがヨドバシカメラw

あれ、神田川の西側にも流れがありますね。
中間にある水田の、取水用排水用に二本流れがあったのかも。
ということで、そちらの流れの痕跡も白地図に載ってました。



現在は世界最大級の不動産グループ『月極』の駐車場になっている場所。
ものすごい段差になってます。
この段差を川の流れが作ったのでしょうね。



ちなみに、もう少し西側、やっぱり段差が、もはや崖になってる下。
ファミレスや集合住宅の駐車場の裏になっている辺りにも、
なにやら暗渠らしいものが見れます。
入れないけど、この先が中本一稲荷神社。

この先にも白地図には水路らしいものがあるけど、
ちょっと痕跡らしいものは見つかりませんでした。
新宿西口近辺。
開発開発で、大きなビルディングビルディングで、
暗渠どころではない感じでもあります。
ちょっと寂しいですな。

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